大学生人事

慶應通信で学ぶIT系企業人事のブログ

入学オリエンテーションに参加すべきか否か

こんにちは!ごろたです。

 

先日、慶應通信の秋期オリエンテーションに参加してきました。

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私は最初から参加することを決めていたのですが、どんなことをやったのか、そして参加が必須なのか?それとも別に行かなくても良い内容だったか?などを書いていければと思います。

 

これから開催される5都市でのオリエンテーションへの参加を悩まれている方や、今後入学される方が遠方から来てまで参加すべきか悩まれたときの参考になればと思います^^

 

(参加前によくTwitterで目にした「申込方法は?」「服装は?」「持ち物は?」などについても書きますねー!)

 

 

 

 

オリエンテーションの概要

私は2018年秋入学のため、無事入学が許可された直後の2018年10月のオリエンテーションに参加しました。

 

■開催概要

日時:2018年10月27日(土)

場所:慶應義塾大学 三田キャンパス

スケジュール:

9:30〜10:15共通オリエンテーション

10:30〜12:00学部別オリエンテーション

13:00〜15:00個別学習相談

 

こちらは入学後に自宅に送られてくるテキストに同梱されている「ニューズレター」という冊子に案内があります。

あわせて11月10日(土)に東京以外の5都市(札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)での開催も記載されており、こちらは卒業論文に関するオリエンテーションと合同のためスケジュールが少し異なるようです。

 

なお対象は2018年秋入学の新入生とのことですが、2018年春入学の方も参加できるとのこと。実際に参加する際にいつ入学かまでは確認されませんでした。

(入場の際に学生証を提示するのですがチラ見されただけで入学年度は見られなかったように思います)(入学年度は学籍番号でわかるのです)

 

というわけで2018年秋入学で今回の秋期オリエンテーションに参加できない場合には、2019年春期オリエンテーションへの参加も認められるようです!

もし参加されることを決めたのなら入学直後のオリエンテーションへの参加が絶対おすすめです。(理由は後述します)

 

 

 

■参加方法

事前申込は不要なので当日ただ行けばOK!

遠方からいらっしゃる方で学割が必要な方は事前に学割証の申請が必要です。(定価で構わない方は申請不要)

 

正門付近に案内板があったので、初めてのキャンパス(そう…三田キャンパスは初めてでした)でも迷うことなくホールに到着できました!

受付や出欠確認は特になく、入り口で学生証の提示と資料の配布が行われます。

 

 

■持ち物

塾生ガイドに記載はなかったのですが、あった方がいいものを書きます!

 

・学生証

前述しましたが入場の際に必要です。学校行事以外も常に携帯しましょう^^

 

・筆記用具(ノートとペン)

記名などの機会はありませんが、メモしたいと思ったときに便利です!

 

・塾生ガイド(必要であれば)

「詳しくは塾生ガイドの●ページを参照」といった説明がされるので、もしその場で調べたい方は持っていくといいかと思います。

私は重いので持っていきませんでした…が、特になくても不便はしませんでした。

 

 

また参加された方はみなさん私服でした!私も私服。

綺麗めな格好の方はいらっしゃいましたが、普段着で問題なさそうです。

 

 

実際参加してみた感想

最初の共通オリエンテーションでは、通信教育部長の奈良先生、そして代表学務委員長の穂苅先生よりお話しいただき、勉強の心得など、非常にモチベーションの上がるお話でした!

特に「テキストの全てを理解しようとするのは無理。レポートはわからないからこそ書ける。」というお言葉に、おそらく今後何度も助けられるでしょう…

たとえ別の大学を卒業できている私でも、きっと通信制大学での勉強の仕方は大きく異なってくることと思います。そういった「慶應通信で学ぶために」というお話は大きな収穫となりました。

 

その後は事務局の方より科目試験やスクーリングなどの年間スケジュールや、必要となるシステム(kccチャンネル)等の案内がありました。

こちらは塾生ガイドなどを読んで躓きがなければそれで事足りるような内容でしたが、もしまだ読んでない方はひとまずこの説明を聞いておけば学習はスタートできるかと思います!

 

 

共通オリエンテーションの後は学部別オリエンテーションです。

私は文学部ですのでそちらの内容のみとなってしまいますが、こちらもまず文学部の西川先生からのお話でした。

文学部は1〜3類があるため各類の紹介、学習できる分野、取得できる学士の種類や研究分野の紹介もありました。また文学部の紹介として

「文」は学芸全般を包含する「知」そのものである

という言葉を使ってらっしゃり、この言葉そのものが文学部で学ぶ意義や価値になりそうだなあ〜なんて思いました。

 

また文学部での勉強方法について、何度も「英語の修得は早めに」とおっしゃっていました。

私も慶應通信の先輩方のブログを読んでは常に「まずは英語から」と書かれていましたので心得はあったのですが、そう書かれている理由としては、英語が片付いていないと履修できないことがいくつかある(例えばテキストで2単位以上修得していないとスクーリングが受けられないなど)(学士で認定を受けている場合を除く)ため、進め方のコツとして挙げられていることは多くありました。

 

しかし西川先生は文学部での学習を進めるとき、特に卒業論文を書くときの文献集めなどで、日本語の文献だけでは知識の幅が狭まることを懸念されていました。(特に西洋音楽史が専門の先生のことですので、文献のほとんどは海外で書かれたものだというお話がよりリアルでした笑)

細く長くではなく、集中的に英語力(特に読解)を高めることが大切とのこと。

 

外国語修得にあたり、先生オススメの本も教えていただきましたので紹介しておきます! 

外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)

外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)

 

 1000円以下で買えて新書サイズなので、文学部以外にも英語が苦手な方はぜひ。私も読んでみようと思います!

 

 

また文学部はその扱い範囲の広さから、色んな学習・研究ができることが強みですが、しかし卒論を書く以上(そして卒論指導がある以上)はその分野の指導に長けた先生が必要です。

ということで「まずは教員研究をはじめましょう」ということをおっしゃっていました。すでに書きたいテーマが決まっている人はそのテーマを指導できる先生がいるかどうか、まだ決まってない人はどんな分野の研究をしている先生がいるのか。

卒論への第一歩がもう今の時点で踏めるというのは、モチベーションアップにもなりますね♡

ここから研究テーマが見れるよ〜とURLまで教えてくれました。

http://www.flet.keio.ac.jp/faculty/index.html

 

私も早速見てみたのですが、本当に色んな研究をされてる先生がいて、楽しくなってきたのでまたじっくり読みます。笑

 

 

西川先生からのオリエンテーションの後は、事務局の方からの説明です。

ここは各入学方法ごとの必要単位数など各学部共通のお話ではありますが、要所要所で「文学部は〜なので〜なります」といった形で深堀してくださったので、とても理解しやすかったです。

共通オリエンテーションで教えていただいた内容より、更に難解な部分かつ卒業に関わる部分ですので、少しでも不安のある方はしっかり聞いた方がいいかと思います。

ここで塾生ガイドのページを参照しながらの説明になるのでもし不安があれば持参することをお勧めします。

 

基本的には全て塾生ガイドに書いてあることですが、改めて説明するということは恐らく質問が多いことなんでしょうね…確かに難しいところではありますのでしっかり聞けてよかったです。

個人的には他学部の専門教育科目の履修は全て自由科目(卒業単位に算入しない)だと思っていたのですが、共通開講科目であればスクーリングに限りますが卒業単位に含まれることを知れたのは収穫でした!

(とは言ってもまだスクーリング案内が届いていない以上、共通開講科目がどれくらいあるのかはわかりません…)

 

また「卒論指導登録は早めの方がいいかもね!」というお話も目から鱗でした。指導登録をしてから指導になるので、登録するだけなら所定の条件こそありますが早めにできるので、しておくだけしてもよいかも、とのことです。これは個人の好みが分かれそうですが。

 

 

加えてこちらで配布された冊子がとても役立ちそうでした。

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中身は卒業生が「各課程」「各在籍年数」の履修状況のサンプルでした。

例えば普通課程の中でも最短の4年で卒業された方と8年で卒業された方がどのタイミングでどの科目を受けていたか。お住まいや職業、卒論指導登録の時期の記載もあるので、自身の履修計画を立てたり、また見直すときにも非常に役立ちそうです。

 

 

そんなこんなで学部オリエンテーションが終わりました。

終了後は先生、事務局スタッフの方数名が個別の質問に対応されていましたので、簡単な質問であればこちらで、長くなりそうであればその後の学習個別相談で質問できます。

ちなみに学習個別相談は事務局の方のみですので、先生に質問がある方はこちらで忘れずに!

 

1時間の休憩がありますので、昼食をとられてから学習個別相談に参加できます。

私は参加しませんでしたが個別での疑問、例えば履修計画をたてたけどこれで本当に卒業できるのか?(前述したテキスト単位を修得していないとスクーリングが受講できない件など、制約もあるので)などを聞かれてる方が多いのかと思います。

私は卒業年度にこだわりはないので(目標はありますが…)特に聞きませんでしたが、恐らくまた聞ける機会は出てくるかと思います!

 

 

そんなこんなで初めての三田キャンパス、初めての学校行事は終わりました〜!

 

 

結論、入学オリエンテーションは出席した方がいい?

出席した方がいいです!

 

塾生ガイドを読んだり慶應通信の先輩たちのブログを読んだり聞いたりして、おおよその疑問は解決できていた私でも、やはり抜け落ちていた部分や、改めて知ることができてますます理解が深まりました。

何より先生たちのお話が聞けたことは、今後の勉強していく中で大きな糧となるかと思います。(スクーリングが始まるまでなかなかお会いすることができないので)

またどのような人が同じ学部にいてこれから一緒に学んでいくのか、こちらもスクーリングで顔を合わせることは出てくるかと思いますが早い段階で知れたこともモチベーションになるかと思います。そして決して一人ではないし、自分より年上の人も、年下の人もいるということは心強いと感じました!

 

また入学直後をお勧めした理由についても、もし間違った履修方法で進めてしまったら貴重な最初の半年を無駄にしてしまう可能性もありますし、やはり一人で着々と進める必要がある通信課程において、最初の半年で離脱したり学習リズムの定着が難しくなってしまうともったいないと思うからです。あくまでも主観ですが。

 

 

もし疑問点や不安がない方、しっかりと一人で勉強する決意が固まっている方はもしかするとわざわざ足を運ぶ必要はないかもしれません。

 

また交通費や仕事の都合などで大きな負担をかけてまで参加をお勧めするわけではありません。

知り得た方がいい必要な情報はここに記載しましたので、こちらを参考にしつつ、参加されるかどうかを決めるといいと思います!(文学部のみに偏ってしまっていますが)

 

負担の少ない方で「行けるけど、行くほどかな〜?」と悩まれていたら参加をお勧めします!

時間的に難しければ、学部別オリエンテーションだけでも!

 

 

おまけ

思えば初の三田キャンパス、次はいつ来るかわかりません!

なのでお昼もせっかくだから学内で食べよう!と思い、生協食堂で食べました^^

 

私は大学時代生協食堂でほとんどの食事を済ませたので笑、とても懐かしかったです。そして当時のメニューもそのまま残っていて嬉しかった!

 

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何度も食べた辛味噌ラーメンとオクラの和え物。変わらない味〜

あの給水機とコップも懐かしかったです。笑

 

 

ちなみに他の方は三田キャンパス名物「山食」(学食の名前です)のカレーを食べてらっしゃる方が多かったように思います。(私は前日の夜がカレーだったので…;;)

 

 

 

そんな感じです!

 

 

まとめると「テキストの全てを理解しようとするのは無理。レポートはわからないからこそ書ける。」「教員研究をしよう!」「英語の修得は早めに!」です!

 

 

質問があればマシュマロで受け付けていますので、こちらにどうぞ^^

 

marshmallow-qa.com

 

 

ではまたー!